2025.01.29 「患者さまの満足度を向上させる具体的な行動」
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』において、第一の習慣「主体的である」は、人生における自分の役割を認識し、自らの選択に責任を持つ重要性を教えてくれます。この習慣から得た学びを日常に取り入れるため、私が実践することは「影響の輪」に焦点を当て、行動を選択することです。

日々の業務では、忙しさや予期せぬ問題に直面すると、つい他者や環境のせいにしてしまうことがあります。しかし、「影響の輪」の考え方を意識することで、自分が直接影響を与えられることに集中し、効率的に問題を解決できるようになります。たとえば、診療所での患者対応において、受付が混雑している際でも、「どうすればスムーズな案内ができるか」という点に注力することで、待ち時間を減らし、患者の満足度を向上させる具体的な行動を取ることが可能です。
また、この実践を継続することで、物事に対する受動的な姿勢を改め、自分自身が環境に与える影響を実感できるようになりました。特に、他のスタッフと連携を深める場面では、主体的な姿勢がチーム全体の信頼関係を強化し、結果として職場全体の雰囲気がより良いものになることを体験しています。
第一の習慣を取り入れることで、自己責任の意識を持ちながら、より積極的に日々の課題に向き合えるようになります。この考え方は個人の成長だけでなく、チーム全体や組織の発展にもつながる大切な一歩だと感じています。