2025.01.30 「どのような結果を求めているのか」

本日は『7つの習慣』の中でも特に重要な習慣の一つである、第2の習慣「終わりを描いてから始める」についてお話ししたいと思います。

この習慣は、私たちが日々の業務や人生の目標を達成するために欠かせない考え方です。「終わりを描いてから始める」とは、最終的にどのような結果を求めているのかを明確にし、それを実現するための計画を立て、行動していくことを意味します。目的やゴールを明確に持つことで、日々の業務の中で優先すべきことが明らかになり、より効率的かつ効果的に行動することができるのです。

なぜ「終わりを描いてから始める」ことが大切なのか
私たちは日々、さまざまなタスクや業務に追われています。しかし、もし目的や目標が不明確なまま業務を進めてしまうと、ただ忙しく過ごすだけになり、本当に達成すべき成果を上げることが難しくなってしまいます。こうした状況を防ぐためにも、まずは「どのような結果を求めているのか」を明確にし、その達成に向けたプロセスを考えることが非常に重要です。

たとえば、当院では日々の業務改善を進める中で、リーダー会議の場においても「終わりを描いてから始める」習慣を意識しながら取り組んでいます。具体的には、スプレッドシートを活用し、目標や課題を文字として可視化することで、「何を達成したいのか」「そのために何をすべきか」「どのような期限を設けるべきか」といった点を明確にしています。このように、目標を明確化し、それに基づいて行動計画を立てることで、業務の方向性がはっきりし、組織全体の生産性向上にもつながります。

「終わりを描く」ことで、より良い未来を築く
「終わりを描いてから始める」という考え方は、業務の効率化にとどまらず、私たちの人生全般にも大きな影響を与えます。自分が本当に成し遂げたいことは何か、そのためにどのような行動をとるべきかを常に意識することで、より充実した人生を歩むことができるのです。

当院においても、患者様に最良の医療を提供し続けるために、目標を明確にし、それに向けた計画を立てることを大切にしています。これからも、スタッフ一人ひとりが「終わりを描いてから始める」姿勢を持ち、共により良い医療環境を築いていきましょう。

皆さまも日々の業務や目標設定の中で、「終わりを描く」ことを意識しながら行動してみてください。そうすることで、より確実に成果を生み出し、充実した日々を送ることができるはずです。

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