2024.09.17 「継続することの力」

『7つの習慣』の中で、第7の習慣として「自分を磨く」というコンセプトがあります。これは、心身ともにバランスを保ち、継続的に成長していくための基盤となるものです。日々の生活や仕事に追われる中で、どうしても自分自身を大切にする時間を忘れてしまいがちですが、この習慣は、私たちが本来持っている潜在的な力を引き出すために重要な役割を果たします。

実際、私自身もこの考えに触れたことで、健康管理や自己成長の意識が一層高まりました。特に、ここ数年で健康に対する危機感を強く感じることが増えていました。現在の職場に入職してからというもの、これまでの自分のペースが崩れ、気がつけば過去一番太ってしまったという状態に陥っていました。「このままではいけない」と頭では理解していたものの、なかなか具体的な行動に移せず、焦りと自己嫌悪を感じる日々が続いていました。

そんな中で、今年の春先にピラティスを始めることを決意しました。正直なところ、最初は本当に大変でした。体重が増えていたことで体が重く、体力も以前に比べて大幅に低下していたため、初めは基本的な動きですら苦労しました。特に足を上げるような簡単な動作ができず、情けない気持ちになることもありました。しかし、これをきっかけに、少しずつでも自分を取り戻していきたいという強い思いが芽生えました。

ピラティスを始めた当初は、体力が持つのか不安でいっぱいでしたが、継続していくうちに少しずつ体の変化を感じるようになりました。まず、体重が徐々に元に戻りつつあるという変化が見え始めたのです。そして、日常生活の中でも以前は階段を上がるのがつらかったのに、今では軽々と上がれるようになったことに大きな喜びを感じています。このように、目に見える形で成果を感じることができると、心も前向きになり、「もっと頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。

現在、2週間に1度のペースでピラティスを続けていますが、このリズムが私にとってちょうど良いと感じています。もちろん、頻度が多ければそれだけ効果も早く出るのかもしれませんが、私にとっては無理のないペースで、継続すること自体が大切だと考えています。何よりも、自分を大切にし、時間をかけてでも健康を取り戻していくことが長い目で見て必要だと思っています。

今回の経験を通じて、「継続することの力」を改めて実感しました。最初は苦しくても、続けていれば必ず変化が訪れるということを、身体を通じて学びました。そしてその変化が、今の自分のモチベーションとなっています。『7つの習慣』で言うところの「自分を磨く」というのは、ただスキルや知識を高めるだけではなく、心身のバランスを取りながら、継続して成長していくことだと感じました。

これからも、健康の維持と自己成長を意識しながら、ピラティスを続けていこうと思っています。そして、よりよい自分を目指し、日々の生活に活力を与え続けたいと考えています。

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