2025.09.05 「同じ出来事でも受け止め方やその後の対応が大きく変わる」

七つの習慣の第一の習慣「主体的である」から学んだことは、自分の行動や態度を自分で選び取れるという意識を持つことの大切さです。私たちは日常の中で、他人や環境のせいにしたくなる場面にしばしば直面します。しかし、主体的であるとは、外部の影響に左右されるのではなく、自分の価値観に基づいて選択し行動することです。この考え方を意識するだけで、同じ出来事でも受け止め方やその後の対応が大きく変わると気づきました。

例えば、朝の通勤途中に電車が遅延した時、多くの人は「ついていない」と感じるかもしれません。私も以前はそのように思い、不機嫌な気持ちで一日をスタートさせていました。しかし「主体的である」ことを意識すると、遅延という事実は変えられないけれど、その時間をどう使うかは自分で選べると考えるようになりました。本を開いたり、今日の予定を整理したり、深呼吸して心を落ち着けたりすることで、むしろ有意義な時間に変えることができます。

このような小さな実践が積み重なると、日常のストレスは減り、前向きな姿勢が自然と身についていきます。主体性を発揮することは特別なことではなく、目の前の状況に対して「自分はどうありたいか」を意識することから始まるのだと感じました。

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