2025.06.30 「刃を研ぐ時間」
今日は、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』の中でも、私がとても大切にしている「第7の習慣:刃を研ぐ」についてお話ししたいと思います。
「刃を研ぐ」とは、木を切る“のこぎり”の刃を定期的に研ぐように、自分自身の心・体・知性・人間関係を整える時間を意識的に持つことです。
忙しい毎日の中では、つい目の前のことに追われがちですよね。だけど、自分のケアを後回しにし続けていると、知らず知らずのうちに心も体もすり減ってしまいます。
ミスが起きやすくなったり、余裕がなくなって人に優しくできなかったり…そんな経験、ありませんか?

私は、そんなときこそ「刃を研ぐ時間」が大事だと感じています。
例えば私は、1日の終わりに好きな音楽を聴いたり、深呼吸をしたりして、自分を整えるひとときを持つようにしています。
たった数分でも、自分のために時間を使うと、心が少し軽くなり、また前向きな気持ちで次の日に向かうことができます。
私たち医療者にとって、自分自身を整えることは、患者さんに向き合う力を保つためにも、とても大切な習慣です。
みなさんも、自分なりの「刃を研ぐ時間」を見つけて、日々をもっと心地よく過ごしてみませんか?
今日も自分を大切にしながら、笑顔で一日を過ごしていきましょう。