2024.12.06 「スタッフ間での情報共有が不足すると」

年末が近づき、インフルエンザワクチンの1回目、2回目ともに接種が増える時期になりました。この時期は特に、患者様への正確なご案内が重要です。私たちのクリニックでは、インフルエンザワクチンの接種間隔の説明やBCGワクチンを接種できない期間についての案内が欠かせません。しかし、これらの情報はスタッフ間での情報共有が不足すると、患者様に誤った案内をしてしまうリスクがあります。

そこで、第2の習慣である「終わりを思い描くことから始める」の考え方を実践しました。具体的には、患者様に「正確でスムーズな案内を提供する」というゴールを見据え、そのために事前に全てのスタッフが情報を共有し、必要な確認を行う体制を整えました。例えば、接種間隔のルールを簡単にまとめたガイドラインを作成し、それをパートナー全員が確認することで、一貫したご案内ができるよう工夫しました。また、BCGワクチンを接種できない期間に関する案内についても、例外が発生しやすいケースを事前に共有することで、患者様が安心して接種スケジュールを計画できるよう配慮しました。

この取り組みを通じて、改めて「目標を明確に持ち、それに向けて計画を立てることの大切さ」を実感しました。そして、チーム内での十分な連携や準備が、結果として患者様の満足度向上につながることを学びました。これからも「終わりを思い描くことから始める」の姿勢を大切にし、患者様により良い医療サービスを提供できるよう努力してまいります。

この取り組みが、皆様に安心して通っていただけるクリニック作りにつながることを願っております。

PAGE TOP