2024.10.28 「自分の人生や仕事を積極的にコントロールする」
主体的であることについてお話ししたいと思います。『7つの習慣』において主体性は非常に重要な考え方です。主体的であることとは、私たち一人ひとりが自分の行動や態度に責任を持ち、周囲の状況や他人に左右されることなく、自分の人生や仕事を積極的にコントロールすることを意味します。日々の業務を通じて主体的である姿勢を持つことは、より良い医療サービスを提供し、患者様や同僚との信頼関係を築くためにも非常に重要です。
私たちは往々にして、予想外の出来事や他人の行動に反応してしまいがちです。しかし、主体的であるということは、ただ受け身で反応するのではなく、その瞬間に選択の余地があることを認識することから始まります。出来事に対してどのように対処するかを自ら選び、前向きに行動する力を身につけることで、自分の人生に対する責任を果たしていくことができるのです。この選択の意識を持つことで、感情に流されることなく、冷静で理性的な行動が取れるようになります。
日常の業務において、主体的である姿勢を意識することで、患者様のニーズに丁寧に応え、医療チーム全体としての質の高いサポートが実現できます。特に、医療の現場では多くの判断が瞬時に求められるため、各自が主体性を発揮することで、スムーズな対応が可能となり、患者様に信頼される医療サービスの提供に繋がります。さらに、主体的に行動することで、自身のスキルや知識を高め、業務の効率化を図ることもできます。
私たちは日々、患者様に安心と信頼を届けるために、多くの場面で選択をしています。この選択の一つひとつを大切にし、責任ある態度で取り組むことが、真に主体的であるということなのです。今後も心にこの考えを留め、医療従事者として一層の信頼を得るために、主体性を持って行動し続けたいと思います。