2024.10.16 「患者様がより満足できる医療サービスを提供」

『7つの習慣』の中で第2の習慣、「終わりを思い描いてから始める」についてお話ししたいと思います。この習慣は、日々の業務や人生全体において目標を達成するために極めて重要な考え方です。「終わりを思い描いてから始める」とは、自分がどのような結果を求めているのかを明確にし、そのゴールに向かって計画的に行動することを意味します。目の前の業務に取り組む際にも、まず最終的にどうなりたいか、何を達成したいかを明確にしてからスタートすることが成功への道を開く鍵となります。

たとえば、クリニックにおいては、患者様がより満足できる医療サービスを提供するために、明確な目標を設定することが大切です。私たちの目指すべきゴールは、患者様が安心して通院でき、スムーズかつ効率的な診療が提供される環境を作ることです。具体的な方法として、患者様の待ち時間を短縮するために新しい予約システムを導入することや、受付から診療までの流れを見直すことが考えられます。こうした取り組みはすべて、最終的にクリニック全体のサービス向上というゴールを意識した計画的な行動によるものです。

また、この習慣のもう一つのポイントとして、「逆算の計画」があります。ゴールから逆算して、目標達成までのステップを段階的に計画していくという方法です。たとえば、院長が将来的に変わることを見越して、どのように体制を整えていくべきかを考え、それに向けて月ごと、週ごとに具体的な計画を立てていくことができます。こうした計画を通して、私たちは常に最終的な結果を見据えながら、柔軟かつ確実に業務を進めることができます。

「終わりを思い描いてから始める」という習慣は、ただ目の前の仕事をこなすのではなく、長期的な視点を持ち、結果を見据えて行動することの重要性を教えてくれます。私たちクリニックも、常にこの習慣を実践しながら、患者様に最良の医療を提供し続けていく所存です。

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