2024.08.23 「終わりを考えてから始める」

皆さん、こんにちは。

「終わりを考えてから始める第2の習慣」は、日常業務の中で非常に重要な指針となっています。特に、他院からヘルプを受け入れる際には、この習慣を意識して計画を立てることで、スムーズな業務の遂行を実現しています。

私は、自分が休みの日であっても、ヘルプの方々が困ることなく、安心して業務に取り組めるよう事前準備を徹底しています。例えば、舌下の初回やデュピクセントといった特定の処置が私の休みの日に発生することがあり、環境の違いによる物の配置や手順の変化が負担になることが考えられます。そのため、ヘルプの方々が問題なく処置を実施できるよう、事前に準備を行い、必要な情報を共有することを心がけています。

準備の際には、業務に必要な物品がすぐに手に取れる場所に配置されているか、操作手順が他院と異ならないかなど、細かな点まで確認しています。たとえ同じ処置であっても、環境が変わることで意図せず手間取ることがあるため、そのような状況を防ぐために細心の注意を払っています。また、ヘルプの方々が安心して働ける環境を整えることが、結果的に患者さんへの医療サービスの質向上にもつながると考えています。このような準備は、日常業務において不可欠な要素であり、どのような状況でも最善の医療を提供できるよう努めています。

さらに、「終わりを考えてから始める」習慣は、日々の業務だけでなく、長期的な視点でも非常に有用です。これにより、最終的な目標を明確にし、その達成に向けた具体的な計画を立てることができます。例えば、クリニック全体での目標達成に向けて、個々の業務をどう組み立てていくかを考え、その計画に基づいて行動することで、チーム全体が効率的に動けるようになります。

この取り組みは、ヘルプを受け入れる際だけでなく、日常のすべての業務においても適用されています。例えば、特定の診療が予定されている日には、その診療がスムーズに行われるよう、必要な物品の準備や事前の確認を欠かさず行っています。これにより、業務の滞りを防ぎ、患者さんへの対応が迅速かつ的確に行えるよう努めています。

今後もこの「終わりを考えてから始める第2の習慣」を意識し、他院からのヘルプの際だけでなく、日常のすべての業務においても、その精神を忘れずに取り組んでいきたいと考えています。これにより、チーム全体のパフォーマンスを向上させ、クリニック全体の目標達成に寄与するとともに、患者さんに対して最高の医療サービスを提供し続けていく所存です。

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