2024.08.22 「知識を常にアップデート」

8月から院内トリアージの新たな算定を導入し、これにより時間外の算定が拡充されました。特に、かかりつけ登録のある未就学児が初診で時間外に受診した場合、トリアージ加算が適用できるようになったことは大きな進展です。しかし、導入初期において、電子カルテの表示上、6歳以上のかかりつけ未就学児に対する時間外加算が算定できないとされていたため、当院ではこの加算を適用していませんでした。そこで、正確な算定を行うために支払基金に確認を行ったところ、時間外加算に加え、地域連携、小児夜間、休日診療料も実際には算定可能であることが判明しました。

この経験から、電子カルテの表示だけに依存せず、算定に関して深い理解を持つ専門家に確認することの重要性を強く実感しました。これは、単なる業務の一環としてではなく、知識を常にアップデートし続けることで自己成長を図る「刃を研ぐ」という第7の習慣に直結しています。こうした継続的な学びを通じて、より効果的で的確な行動が取れるようになると感じました。

7つの習慣は、私たちの日常生活や業務において、自己改善と効果的な行動を導く大切な指針です。特に、今回の事例では、主体的に行動することと、常に新しい情報を取り入れ、知識をアップデートし続ける姿勢が、いかに重要であるかを改めて認識しました。今後も、この習慣を実践し続けることで、医療サービスの質をさらに向上させ、患者の皆さまに安心してご利用いただける環境を整えていきたいと考えています。

また、この経験は、チーム全体が共通の目標に向かって協力し合うことで、より良い結果を生み出すという教訓にも繋がっています。算定に関する問題解決の過程では、スタッフ間での情報共有と連携が不可欠であり、各メンバーが互いに支え合いながら学び成長していくことが、長期的な成功に繋がると確信しています。このようにして、私たちのクリニックは、日々進化し続けていきます。

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